第1章

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奴は一歩ずつ歩いて来た 俺にとって奴の足音は死神の足音だ まあ見た目といい十分死神だが ―――もう俺は死ぬのか? いや、ただじゃ殺られない こうなったら、戦ってやる 「オラッ!!来いよっ!!!!」 一発でも多く殴る あわよくば倒すぞ 刀の軌道を見極めれば大丈夫 あれ?勝てるかも? 「行くぜぇっ!!!!」 俺は駆け出した  
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