第1章

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俺の目に映ったのは先程迄見ていたのと逆の風景 今迄右にあった家が左に、左にあった家が右にあった しかしその真ん中には奴が居た 黒マントが 「おいおい…どういう事だよっ…!」 有り得ない きっと奴らは二人組なんだ そう思い後ろを振り向いた 今度は―――居なかった 「くそっ!!」 俺は奴が居ない方へ走り出した 「な、何だよあの変人――」 俺は走りながら後ろを振り向いて確認した  
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