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昔からアタシに対する周りの反応は、同じだったと思う… 「あっ…アヤナちゃん居たんだ! ごめんね?気がつかなかった…」… 「名前、アヤナ…だったよね? ごめん!存在薄くてわかんなかったよ!」… 故意が無くて、無意識に忘れられて居たっけ… 以外と誹謗(ヒボウ)中傷をぶつけて来る人も居なかった。 昔からそう…皆に少しだけ忘れ去られていて、それが凄く居心地が良かった… 人間観察したり妄想したり、とにかく目立たず、独りで居る時間が好き… でも、そうさせてくれない奴が一人だけ居るが… でも気にするまでも無いか… …そんな日常だか、少なからずアタシは、幸せだった! ……そうあの男が現れるまでは…
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