7月1日(月)

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寄り道しつつ会社に向かおうとその辺をのんびり歩いていた。 すると、通りかかった公園で ある光景を目撃してしまった。 「……えっと アイツらは一体、何をしてるんだ?」 目に映り込んだのは 後ろ姿が似ている二人の娘が、 ネコを逆さまにしている光景だった。 「このネコアレがついてないね」 「んじゃ、メスだね」 などと言いながら笑う 「ちょっ、お前ら ネコが可哀想だろ」 その娘らに近づき注意をする。 すると後ろ姿が似た二人はネコを離し、こちらに気付き振り返る。 「兄(c)誰?」 その娘らは似ている顔つきでこちらをじっと見つめる… 「……(やべぇ、可愛い)」 オレは振り返り小さく呟く 顔は幼く、見た目は小学生の双子。髪型は片方が右分け、片方が左分けになっていて 髪をボンボンで結んでいる 「???」 その双子は怪しそうに見つめる 「とにかく、ネコをイジメルではないぞ」 「いじめてなんかないよ→」 注意すると二人共に声を揃えて否定した。 「とりあえずさ、上目遣いはやめて オレをロリコンにしないで」 「上目遣いってこうやるの?」 わざとらしく上目遣いで見つめてくる双子。 「あぁぁぁ ロリコンになってしまうぅ …いや、最初からロリコンだったのかな?」 頭がだんだんと混乱し始める 「兄(c)② あそこで売ってるアイス買ってくれたら止めてあげる→♪」 近くの駄菓子屋を指で指しながら甘えてくる。 「ったく、しょうがないな」 可愛さに負けて結局買ってしまうオレであった 「んっふっふ~ ありがとう→兄(c)」 「ありがとうね→」 お礼を言いながら双子はその場から去っていった。 「詐欺られた気もしないでもない…まぁ、双子の笑顔が見れたから別にいっか」 再びオレは暇潰しに町を歩いていった。
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