御三家とリング

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「しかし、魔術戦争で全滅した筈がない。」 ミライの家に着き ミライとミライの母親そしてタクトの三人でテーブルを囲んでいた 「な…なんで??」 不思議そうにミライが問い掛けた 「あのね…その時、魔術戦争なんてなかったの……」 問い掛けにミライの母・ミコトがミライの方を見て答えた 「お母さんが知らないだけとか………?」 「ミコトさんは過去・現在・未来に至ってすべてを見通すことを得意とする魔術師だろ? …………それに…御三家の一つにだけ…しかもトシア家全体だけが呼ばれ、俺達が呼ばれないなんてありえない……」 タクトがテーブルに目をやった
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