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…エウレカ
…誰…？
私よ…エウレカ…
ニルヴァーシュ？
ええ…久しぶり…エウレカ
久しぶりだね…ニルヴァーシュ。…ここは…どこ？
ここはあなたの夢の中…あなたに伝えたいことがあって少しあなたの夢にお邪魔させてもらったわ
伝えたいこと？
明日…あなたの住む星に神様からちょっとしたプレゼントがあるの
プレゼント？それは…
それは明日になればわかるわ…あなたとレントンならきっと大丈夫よ
ニルヴァーシュ？言ってることがよくわからないわ…
そろそろ時間ね…じゃあエウレカ…頑張ってね
待ってニルヴァーシュ！待って…！待って…
「待って！」
ガバッと布団から起きてエウレカは叫んだ。
「…夢？ニルヴァーシュ？」
あまりにリアルな夢だった…なんだったんだろう…考えすぎても仕方ないか…
エウレカはそう自分に言い聞かせて隣で寝てるはずのレントンのほうを見た。
今日は仕事が休みでレントンはまだグッスリ寝ている。
クスッとエウレカは笑いレントンを起こさないようにゆっくり布団から出た。
「ん～…。今日もいい天気！」
エウレカは軽くのびをして窓を開けた。
セカンドサマーオブラブが起きてから２年…
レントンとエウレカはベルフォレストのサーストン家に帰ってきて子供達３人とアクセル(レントンのおじいさん)と６人で住んでいた。
人間ではない…コーラリアンであるエウレカの事情をレントンから聞いたうえでアクセルはエウレカを温かく家へ迎えいれてくれた。
そしてエウレカとレントンは無事に結婚し幸せな毎日を迎えていた。
「ふわぁ～…エウレカ、おはよう！」
「レントン、おはよう」
レントンの笑顔の挨拶に対しエウレカもニッコリと返した。
「今日もいい天気だね…子供達は？」
「今日は学校もお休みだからまだ寝てるみたい」
「そっか。じっちゃんはもう仕事に行ったみたいだね」
「うん、私もちょっと寝坊しちゃって…」
エウレカは申し訳なさそうに言った。
「まあじっちゃんは元々早起きだし…子供達もまだゆっくり寝てるだろうからエウレカも今日はゆっくりでいいと思うよ」
レントンはエウレカを気遣うように言ってそっと抱き寄せた。
「レントン？」
エウレカはドキッとしてレントンを見た。
「たまには…ね。いつもは朝バタバタしてるから…」
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