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『お願いだから学校の中まで迎えにこないで。…てか迎え自体いらないから!』
「えー…恥ずかしいですか?」
口をとがらす律に呆れる京。
『あのねえ、どこの高校生が保護者に迎えにきてもらうのよ!学校の中まで!』
「保護者…京にとって僕は保護者、ですよね…」
ため息をついて京の膝に頭を乗せる。
『膝枕久しぶりだねえ。そだよお、りっちゃんはあたしのお兄ちゃんであり彼氏でもあるのー!』
彼氏、と小さく呟いて京を見上げる。
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