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「なんとなぁ。
やっぱ、この商隊はおもしれーや。
リューンの才能もだが、商隊に参加しているメンツが凄い」
「まぁ、そうだな。
魔術師に魔術技術の粋と言えるゴーレム。
今度は司祭様が同行らいしいな」
「それだ、それ。
司祭が同行する商隊なんてぇのは初めてだぜ」
オグマスの話を聞きリューンも頷く。
「前代未聞ですよね。
侍祭様も同行されるそうですしね」
リューンの話を聞きオグマスが告げる。
「リューンは2人が同行と思っているのか?」
オグマスが苦笑して告げる。
「えっ?」
「いや、言い方が悪かったか…
(2人だけが同行)って思ってないか?」
「はぁ、そうですが?」
リューンが告げると、オグマスが苦笑して告げる。
「司祭クラスになるとちょとした大貴族並みの権力者だ。
そんな人が供に侍祭だけなどあり得ん。
そうなると、かなりの供回りを連れての参加だろう。
一挙に商隊の人数が膨れ上がるぞ」
それを聞いてリューンは戸惑う。
キャラバンとして、キチンと統制が取れるのだろうかと。
「オグマスは、魔術師と司祭にだけ着目しているがな」
「んっ?」
「俺達のような武闘派が多く参加しているのも凄いことだぞ。
一騎当千クラスが多い。
しかも、元々の隊員に魔法使いが多く在籍している。
この商隊は、少し特殊だな」
そんな感想を告げるラダムであった。
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