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「いただきます」
「いただきま~す」
今日のメニューはつけ麺
しかも麺から作っていた
茜が家に来てから外食する必要がなくなって結構助かっている
料理はほんと上手いのに
なんでよくカオスを巻き起こすのだろうか…
「ごちそうさまでした」
「ごちそうさま~」
ソファーに倒れ込む
「琉…」
「ん?」
不意に名前を呼ばれた
この声は…
なにか企んでますね…
「あれ、飲まない?」
茜の視線の先にはさっきの洋酒があった
「あれを…?」
ちょっときついんじゃないか…
「いいじゃんいいじゃん!」
「おいおい…」
そういうと、茜は栓を抜いてしまった
しょうがない
「氷もって来るから待ってろ」
「は~い!」
返事だけはいいな…
「琉~、早く飲もうよ~」
「待ってろ、いま割ってるから」
二人ともロックでいいかな…?
いや、念のため限界まで水で割っておこう…
「まだ~?」
「OK、飲んでいいぞ」
「やったー♪、いただきま~す!」
この時、俺は後悔した
そう、こいつとこういう事になったら
必ずカオスが起きると思い出して…
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