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「敵国の軍人である上に脱走までしてしまった君だから、不本意ながらも艦の調和を保つために一晩ほど倉庫にいてもらったわけだが・・・何か心理的に変化したりしていないか?」
退屈しのぎにやっていた役に入り込んでしまって少し悲しくなったなど、口が割けても言えない。
「? いや、特には何も・・・」
「そうか・・・」
マリアンが少し思考顔の後、
「私に着いてきたまえ。会議室に士官と下士官を待機させてあるんだ」
まさか、仲間を殺された復讐でもしようってのか・・・。
それならさっき隷従の意を伝えとくんだったー!!
凄く先走っているマックスだった。
しかし会議室までの道のりを知らなかったので、マリアンより先に走ることはしなかった。
後ろから射たれるかも知れないと一人で勝手に思い込んでいたから。
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