ま~じ~?

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少し気が滅入りながらも飛び続けていると、雲が切れているところがあった。ちょうど、国境の近くだろう。 やっと海が見えると思い、安堵をすると、そこから花火が上がる。 1‥‥2‥‥3‥‥ 「あれ?救難信号じゃね?」 テンションと機体を降下し、同時に通信を開く。 『どうした?』 大尉の声だ。 「救難信号です。場所は32-Pです」 『ふむ、国境ギリギリか‥‥状況は?』 船4隻がまとまり、1隻だけ小さい。 商船団かとも思ったが、それなら救難信号など上げるはずもなく、しかもたまに爆発と煙が上がる。 どうやら海賊に襲われているようだ。 「あー、商船みたいなのが海賊船3隻に襲われてるっぽいです」 『ぽいって‥‥』
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