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「まだよくわかんないですよ。襲われてる船も国籍不明ですし。名前は‥‥テ‥‥ティマ‥‥ティアマト?」
『ティアマトか。水産に聞いてみるとしよう。』
「どうしましょう?残り3隻は完璧海賊船ですよ。先端に同じドクロマーク見えましたもん」
ティアマトの横に2隻ピッタリと付き、前にいる船で停船を促してるようだ。
『どうしようもあるか。ここは名目上は沿岸警備部だぞ?救難信号を受けて立ち去ったら国が叩かれる。』
「え‥‥こっちは1機ですよ‥‥?」
『墜落した仲間を回収するために隊を出撃させる制度があるんだぞ、知らなかったか?じゃ、頑張れよ。通信終わり』
「え?ちょ、ま‥‥!!」
プツンと一方にきられてしまった。世知辛い世の中になったものだ。
基地からだと最新式の飛行機を飛ばしても2時間はかかる。
ちなみにうちには旧式しかないから3時間だ。
つまり‥‥ひとりで勝てと?そしてここで3時間待機しろと?
ちょっとヤケになった。
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