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ートレーニングルームー
異様な感じのする部屋…
部屋の中心に魔法陣のようなものがある 。
「…ん?なんだあれは?」
「オッサン!なんだよあれ?」
「んー、魔法陣だね」
「魔法陣?」
「そう、あれは永続タイプの魔法陣だね~。
きっとトレーニングルームっていうのはこの魔法陣で飛ばされたとこのことだよ」
「すげーな!
なんかワクワクしてきたぜ~!
どうやって発動すんだ?」
「手のひらで触れれば発動するよ。
でもね~…」
「おしっ!出発だ!」
「…ってまたシカト?
ちょっと待って~!」
「ん?森の中…?」
何か落ちてきた。
「なんだこれ?」
「それは戻り玉と言ってさっきの魔法陣で飛ばされる前の場所に戻るためのものだよ。
手で強く握りながらあの場所を思い浮かべると戻れるんだ。」
「んーじゃあ一回やってみよう」
戻った。
「おーすげーなー」
俺は面白くなってきて13回くらい繰り返した。
シュン、シュン、シュン、シュン…
「やっべーめっちゃ面白れー!
…ビフォア…アフター、ビフォア…アフター、…的な!」
「遊ぶなこのクソガキー!!」
「おおっ!びっくりした~。
なんかキャラ変わってるし。」
「よい子は遊んじゃダメだよって言ったんだよ。」
「あー、はいはい。
優しい言い方にしたからってキモさは星3つなんだよ」
「…君はトレーニングしにきたんでしょうが」
(やべー、すげー悲しい顔してる)
「そっそうだった。
俺は強くなりに来たんだ。
どこに行けばいいんだ?」
(オッサンの顔が普通に戻った)
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