序章

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君はさっきから変態だのなんだの言い過ぎだとは思わないのかね! 別に? それよりも、俺忙しいから! んじゃね! おーい、何ですかその華麗なスルーは? ちょっと待ちなさい! いいのかなぁ? 別にいいよ! っておい! まだ何にも話してないんだけど。 何だよしつこいなぁ。 単刀直入に言う。 ここは君のいる世界とは違う世界だ。 は? おっちゃん病院行ってこいよ! 誰が病人じゃ~! 君がもとの世界に戻りたいならやらなきゃならないことがある。 ちょっと待てよ! 頭の整理がつかねぇ。 昨日確か帰る途中で変な光るもん見つけて…、あ~そっから記憶ねぇ~! なんだこのベタな展開は! んでどーすりゃいいんだよ。 だ~か~ら~、やんなきゃいけない事があるって言ったじゃんよ。 それやりゃ~帰れんのかよ!? そゆこと。
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