6章:授業参観

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十二星座との戦い…そしてアリスとの遭遇から二ヶ月… 聖界とソル達はいつもどおりの生活を送っている… つかの間の平和は温かく、ここちよい時間だ…朝に鳥は囀り、窓から朝日が差し込む…そんな生活を送っていた。 日常に起こるイベントもそのここちよい時間の一つ… 「いってきま~す!」 聖界城に住む一人の女の子…リブラは笑顔で城を出る。 そしてそれを見送る二人の女性。 「いってらっしゃ~い!」 「気をつけてね~!」 手を振るベルベットとミラ。 リブラは嬉しそうに走り出す。 今日はいつもより上機嫌のようだが、それには理由があった。 「さて…」 ベルベットは暗い顔でミラの肩に手を置く。 「リブラの勇姿をしっかり目に焼き付けてきてね…」 「う、うん…ベルも仕事頑張ってね…」 ミラは落ち込むベルベットを慰めながら、城の中へと戻った。 今日はリブラの学校の授業参観日なのだ。
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