プロローグ

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此処はとある祠 この祠に男が2人… 「ぐぅ…もう無理だ…魔力が暴走を始めている…」 白髪の男は片膝を付き右手を胸に当てている 「この剣で封印を…」 片膝をついている男は腰に刺している青白い神秘的な剣を抜きもう一人の黒髪の男に渡す 「これは…時戻しの剣ですか…」 「知っていたか…お前にお願いがある」 「なんです?」 「記憶を封印し俺が赤子になったら…あっちの世界に送ってくれ…」 「わかりました…まったく貴方はいつも無理を言いますね」 白髪の男は苦笑している 「さぁ…頼む一思いにやってくれ」 そう言うと立ち上がった 「わかりました…」 ザシュッ… 黒髪の男は白髪の男の胸に剣を突き刺す 「我封印するは記憶の理…準ずる記憶を捉えよメモリーチェーン」 どこからともなく鎖が現れ白髪の頭に吸い込まれていく 「いつもすまないな…ガルド」 「まったくです…またいつか会いましょうね…レイン」 2人は再会を約束しレインとガルドは笑いあった…。
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