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カッチコッチカッチコッチ…チン!
ジリリリリリリリ…リンッ!!
「…うるせえなコノヤロー…」
主人を起こそうと鳴り響いていた時計は無残な姿へと変わった…
「…ふぁームニャム」
この朝に弱い男は 雨宮 時雨
生後半年の時に雨宮家に拾われいままで育ててもらっている
明日で17歳だ
バンッダッダッダッ
「トゥっ「ゲフっ」」
時雨にエルボを喰らわしたのは二つ下の妹の 雨宮 芽依 少々暴れん坊なところがある。
「朝だよアニィ」
アニィとは芽依曰わく兄貴と言う意味らしい
「…朝からフライングエルボか?」
「だって起きないから…先に下居るから、あとご飯出来てるよ」
「オーケーオーケー…支度したら行くよ」
「じゃっ」
芽依は出て行った…
静かになった部屋で1つ
「はぁ…」
時雨は溜め息をついた。
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