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反らしたくない。
なんでかな。
きっと誰よりも臆病だし、でも無謀なことこの上ない。自分の性格をそう、とらえてる。
だから、すごく馬鹿なことしてるんだっ
コー「………」
フミ「………」
一言でいい、
こんにちは
初めまして
すいません
どーも
…なんか言えば動けるのに。
…なんか言ってくれれば笑顔になれるのに。
今のアタシの顔は何も取り繕ってない。
一人、部屋にいて読書している時の、その隙だらけの表情に違いない。
リハーサル後でメイクもハゲテルだろし。
あーいつも、どうやって笑ってたっけ?
「あれー、🍎🍎ちゃん?」
呪縛を解いたのは、明るくハスキーな声だった。
「あれ?😁コー、さっそく?はは」
ハスキーな声の持ち主、咲子さんは、アタシの憧れでもある✨かっこ可愛い女の人だ。
普段はこの劇団の演出家であり今回に限って、他に演出を任せて全体のアドバイザー&一昨日からヘアメイク助手😁。
デザイン事務所もひらいてて、チラシはもちろん彼女の作品。お洒落上級者😌🎵
気さくなんだょ。大好き❤
咲子「🍎🍎ちゃん、もう、コーのこと知ってる?」
フミ 「…んとー」
咲子「そか、まだ紹介してなかったね😁。うちの(デザイン事務所)カメラマン
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