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それから
数ヶ月が過ぎたある時
田舎に帰った友達が死んだと風のたよりで知りました。
全く連絡が無かったので、心配してました。
そんなはずがないと
自問自答の繰り返しをしながら
前の仲間に連絡を取り
彼の田舎に電話をしました擦れた声で
彼の母親が出ました
自分はすかさず
本当なんですか?
と訪ねると
彼の母親は泣きながら
バイク便のバイト中に
トラックにぶつかって
即死だったと
教えてくれました。
その後、
自分は泣きながら上野公園で殴り合ったベンチの前に立っていました。
ささやかな幸せを与えてくれた
彼女
親友
を無くし
自暴自棄になり彷徨い人のようになり
悪の世界へ身を預けました。
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