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**「…どんな…夢ですの…?…」
キングサイズのベッドを2つ並べた大きさのベッドにシルクの布団が波打つ。
上半身を起こしたままのライザーに、ゆっくりと近づいて行く。
ライザー「…よく覚えてはいないのだが…懐かしい気がする…」
**「…ライザー様…」
小さく名前を呼ぶと、静かに口付けを交わす。
ライザー「…どうした?ミリー…?」
ミリー「どうもしませんわ。(ニコッ)」
そう言うと、すぐにベッドから降り、仕事に戻った。
ライザー「…フフッ…」
ライザーは部屋を出たミリーを想いながら唇に指を添える。
ミリーも閉めた扉に寄り掛かり、唇の温もりに酔う。
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