Case.1 あゆみ②

69/70
前へ
/450ページ
次へ
しばらくの沈黙の後、ようやくYの口が動いた。 眉間にしわをよせ、擦れたような小声で喋る。 Y「女って…ぃゃ…あゆみって……もぅ…凄いな…」 捺「ど、どうしたY、なに、どうしたん?」 Y「やっぱり女の子は好きだけど、付き合うのはまだ勘弁だな…なんか、あれ見たらしばらくいいや…」 魔「アレ見ると他の子がかなりまともに見える💧」 Y「ははは…💧」 苦笑で魔王の話に応える。 そして大きくため息。 Y「…なんかあのメールみたらもういいや。もう関わらなくていいと思うと楽だ😃」 捺「ほ、本当に…?」 Y「本当に。とりまありがとうな、捺、魔王さん😏」 魔「いやいや~」 捺「もともとは私の変な発想から来たヤツだし💦」 Y「まぁこれでメール気にしなくてよくなった😁」 Yが笑った。 私もほっとして一緒に笑った。  
/450ページ

最初のコメントを投稿しよう!

422人が本棚に入れています
本棚に追加