~~理由なんてない~~

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 殴られた途端、十数メートルほど飛ばされ、岩にぶつかった。  男はもう一人を睨み付けると、殴り掛かろうとした。 「うわっやるぅ…ってちょっ」  殴り掛かって来た拳が目の前に現れ、スレスレでよける少年。 「待ってく……!」  話をしようとするが、二打撃目が飛んで来た。  もちろん避けた。 「悪かった……!」  男は容赦なかった。
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