~~理由なんてない~~

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「ここが長老の部屋だ。粗相のないようにな」  男はその場に居たくないのか、早々に立ち去った。  残された二人は、言われた通りお邪魔することにした。 「お邪魔しま~す」 「来たかね。こっちだ」  声だけが聞こえた。  その声だけを頼りに、行くべきところを探す。 「ここだな!」  ガラッ…… 「何を覗いておる?入らぬか客人よ」
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