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「ハァハハハ、おぬし等は実に面白いの」
「?」
「何で?」
一時笑っていた長老は、急に顔色が変わった。
「半年…いや、一年前まではおぬし等のような子がいっぱいおったのじゃよ」
意味のわからないようすで、二人は向き合い首を傾げた。
「この村に関わった以上、聞いてもらいたい話があるのじゃが…」
「勿体振るなよ爺さん!」
長老は、小さく深呼吸をすると重い口を開いた。
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