~~理由なんてない~~

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 巨人族は足りなくなれば、また人を喰らっていた。  そして今、僅かな人数となり、若者はもう…。 「若い者はもう、ワシの孫の輪庚とその妹…じゃからもう誰も死なせたくないのじゃよ」  話が終わっても、二人は向き合い首を傾げた。  わかったのは単純な部分だけだった。 「えっと、まとめると…」 「その巨人…んとかが来て村を人を襲った」 「食べ物を取った……」 「「なるほど」」  そこだけか!理解したのは!? 「すまんな難しすぎたか?とにかく、もういいだろ?」
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