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「印月の町からだ。黒い船が飛んで行ったぞ!」
離れ里である町から、飛び立ったものが見えるほど、黒い宇宙船は相当大きいものだった。
唯一、音もなく飛び立つため、室内にいたら分かりっこなかった。
「化け物一族め!一体何を企んでる!?」
どの町も、少しでも印月の町に動きがあると、警戒をし恐れ怯えていた。
黒い宇宙船は、十年前に来た外来者が、置いて行ったものを改造したものだった。
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