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12月も、もうすぐ終わる。
X'masで、かなり金が飛んでいった。。
年末年始、家のバイトをして金貯めなきゃな。。
でもな。。。家に帰るとうるさいし、このまま薫のマンションにいてもなぁ。。。。
薫 「何ブツブツ言ってるの?」
ソファに座って爪を磨きながら聞いてくる。
秋羅「ベーツーにぃー。」
薫の足元に寝転がって雑誌を読む俺。
薫 「お正月、どうするか決めた?一緒に家に帰ってくれるの?」
ふぅーっと爪に息をかけると、粉が舞ってくる。
秋羅「薫と離れるのは淋しいけど、家に戻んないとオフクロうるさいんだよ~。ごめんね。」
粉をよけて起き上がり、薫の膝に滑り込もうとする。
薫 「ホントは私の親に会いたくないんでしょ?」
体をよじるが、膝だけはがっちりガード♥
秋羅「そーじゃないよ!マジで忙しいんだよ家。」
膝に頭を乗せて、薫を下から見つめる。
薫 「ふぅ……。」
「私のこと好き?」
俺の頭を撫でているが、爪が頬にあたると痛い。
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