エピソード2⃣     ―金曜の夜に―

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まだ時間的には遅くはない― オイラは、先を急いだ。 結局のところ―、 4、5軒の満室のホテルを廻り、ヤットコさ… 空きを見つけ、彼等を降ろした。 そして――、 オイラは、見届けてしまった。 タクシーから降りた後、フロントに向かう彼の腰に―、 もう一人の彼の腕がまわされていた事を・・・・・・。 タクシーの中は――、 お客が本音をこぼして行く不思議な空間・・・・・・。 次は、どんなお客がオイラのタクシーに―――。  
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