1.ある雪の日に

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どうしようか考えに考えに考えた結果、家に連れ帰る事にした。 後で未成年誘拐で訴えられたどうしようかな、とか考えながら。 家に戻った僕は、急いで少女をベッドに寝かせた。 少女の髪は透き通るような金髪。 触っていて気持ちがいいくらいだ。 (あ、僕変態だな) 肌は人形のように白い。 それでいて蒼白ではない。 服は赤と黒のボーダーのマフラーを髪の毛ごと巻いていて紺色のコートを着ている。 一応服脱がしたら本当に変態なので、そのまま寝かせたけど。 その少女に布団を被せてやり、一息吐いた僕はキッチンまで言ってコーヒーを取りに行った。
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