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桐生はしばらく考えたのか黙っていたが、結局は首を振った。
「言わない」
「そ、そっか。まぁ、いいんだけどね…でも、恋愛感情としては好きで間違いないんだよな?」
「あぁ」
こりゃあ…すぐにでも七菜に言っておかないとな…
ガチャッと音がし、二人が屋上に戻ってきた。
「ただいま」
「あぁ、おかえり」
その後しばらく4人で楽しく話をしながら過ごして、教室に戻った。
~放課後~
「里緒、悪いんだけど今日一緒に帰れないんだけど…大丈夫?」
七菜が申し訳なさそうに言ってきた。
「うん。わかった。大丈夫だよ!」
「送る」
「え?」
その会話を聞いていたのか、桐生が送ると言ってきた。
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