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そんな時に…あれがおこった。
たまたま頼まれた買い物をしようと出かけて、ふと路地に目線を向けると、誰かが不良に絡まれていた。
その誰かが里緒だとわかった時には目の前が真っ赤になった。
怒りにまかせるといけない…なんとか激情を押さえこみ、里緒を助けにむかう。
「ありがとう」
ほとんど会話らしいものはなかった気がするが、そう言われただけで、少し会話が出来ただけで舞い上がってしまった。
次の日には一緒にお昼を食べられた。
奇跡だと思った。
でも、今まで諦めていたが、いざ近くにいった時と思ってしまった…
…欲張りになってしまった。
わがままだろうな…でも、やっぱり近くに居てほしい
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