接近

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お昼のあとにもいろいろと乗り物を満喫した4人は、 「やっぱり遊園地の締めは観覧車よね!!」 という七菜の言葉で観覧車乗り場まできていた。 「暗くなってきたから夜景も綺麗かな?」 「もちろん!!じゃあ、ペアは私と零。里緒と桐生でいいよね」 「え?一緒に乗らないの?」 「鈍いなぁー里緒は!観覧車だぜ?んで、俺と七菜は付き合ってるの!…わかるか?」 …?観覧車と付き合ってるのがどう関係が…? 里緒が悩んでいると、清高がそっと耳元で囁いてきた。 「…二人で乗りたい…」 ドキッ!! えぇ!!二人でって…!! カァ…!!とみるみる顔が赤くなっていく。
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