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「…あの二人が」
へ?あの二人が…って
…!!そ、そうだよね!!あの二人が二人で乗りたいってことね!!
「あはは…そ、そうだよね!!うん!!」
は、恥ずかしい!!勘違いも程々にしないとね!!
真っ赤になっているであろう顔を押さえながら、ちょっと残念に思っているということがなぜなのかは、まだ自覚できていない里緒。
…なんで残念なような気がするの…?
里緒が少し悩んでいるうちに順番がきた。
「じゃあ、お先に~」
七菜と零が嬉しそうに乗り込み、その次に里緒と清高が乗った。
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