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あのあと桐生くんは、大きな通りまで送ってくれた。
「…じゃあ、気をつけて」
「うん。さっきは助けてくれて本当にありがとうね?」
「別に…」
「じゃぁ、また明日ね!!」
そこでお礼を言って分かれた。
うん。やっぱり噂ってあてにならないものだな。
あっ、そうだ。助けてもらったし、なにかお礼をした方がいいよね?
でも…なににしたらいいかな…?
~次の日~
結局お礼といっても思い付かなくて、カップケーキを焼いてきた。
甘さ控え目にしたけど、甘い物は嫌いかな?
そんなことで悩み、朝は渡せずお昼になってしまった。
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