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「へー…あの冷酷鉄仮面がねぇ…」
「うん。それでお礼をしたくて…お菓子作ったんだけど…」
「お菓子!!」
お菓子の単語に大袈裟に反応が帰ってきた。お菓子が好きな七菜らしい。
「クスクス…ちゃんと七菜の分も作って来たから」
「うわぁ!!やった♪里緒のお菓子美味しいんだよね~!あ、桐生ならお昼は屋上に居るらしいよ?」
カップケーキを受け取りながらしっかり情報をくれる。
「わかった。ありがとうね!あ、ケーキ零くんの分もあるから二人で食べてね」
ちなみに、零くんは七菜の彼氏だ。すっごくカッコいい男の子。私にとっては幼馴染みになるから、私達3人でよく遊んでいる。
二人が付き合いだしてからは私はちょっと邪魔かなと思ってたけど…
二人がそれを全否定してくれて、結局3人でいつも一緒だ。
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