1009人が本棚に入れています
本棚に追加
「忘れてた……。魔力検査をしないといけない。危ない、危ない。」
と言うと、男はポケットから様々な色に輝いている石を取り出した。
そして、赤ん坊に石を握りしめさせる。そして反応を待つが…………。
いつまで待っても反応がない。やがて、男はまるで赤ん坊をゴミを見るような目で呟いた。
「属性なし…。魔力もなし…。。無能者…。」
そして、彼は侮蔑と軽蔑を込めてこう命名された。
『ゼロ』と。
……………………………………
…………………………………
………………………………
……………………………
…………………………
………………………
……………………
…………………
………………
……………
…………
………
3年後。
長女が生まれ、城は歓声に包まれた。しかも今度は魔力も属性もあった。
魔力はイエロー・クラス級の1519。
先天属性は光と歌の二つ。
魔力は赤ん坊としては異例の多さで、属性も2つ。
『ティア』と命名された。
その瞬間、ゼロは邪魔者になった。
最初のコメントを投稿しよう!