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「ん……?」
なんだ?なんか大切な夢を見てたような気がする…。
「ん~…。無理。夢は思い出せないや。」
彼はベッドから起き上がり、制服に着替える。
その制服はまだ新しい。
今は4月。彼はズバリ新入生だ。
「今日から授業開始か…。」
「蒼~?起きてるの~?朝ご飯出来るわよ、早く食べちゃって~。」
階下から母親の声が聞こえる。
「は~い、分かったよ~。」
多少急いで制服に着替え、階下に向かう。
リビングに着くと朝食が用意されていた。
「母さん、おはよう。」
「はいおはよう、ご飯は普通でいいかしら?」
「普通でよろしく。」
ご飯がよそられ、俺の前に置かれた。
「いただきます。」
ご飯に味噌汁、焼き魚に漬け物。
…我が母ながら毎度感服するな。
とか思いつつご飯を食べ終えた。
「ご馳走様でした。」
さて、朝ご飯も食べたことだし、学校行きますか!
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