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「お、蒼だ。おはよっす。」
「ん~?おぉ、海(カイ)か。おはよう。」
今話しかけてきた冴えない顔したこいつは天野海(アマノカイ)一応小学校からの旧知の仲だ。
「相変わらず先輩とは仲良さそうだな…。」
「どの状況をみればそう見えるんだ!つか助けなさい!」
話してる間にも茉莉先輩は抱きついてくる。あまつさえ頭まで撫でてくるからたまったもんじゃない。
「まぁ、蒼は顔は良いから、しょうがないだろ?つぅか羨ましいわ!」
羨ましい…のか?
「そうですよ~、六条くんのこの中性的で整った顔に勝るかっこいい人なんかいませんよ♪」
「大体学校のアイドル的生徒会長に気に入られてる奴が羨ましく無いわけないだろ!」
まぁ、確かに海の言うことはもっともだ。
茉莉先輩は前から才色兼備で人望厚い人だからなぁ。
人気が有るのはよく分かる。
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