第二章…メール

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しばらくして……… 🎵🎶~ 俺の携帯が鳴り、初音からメールが来た。 そのメールには、こう書いてあった。 「本当にいいんですか?ありがとうございます。実は今、男の仔とメールし合ってることも初めてで、しかもその相手が、私の大好きな水嶋直人クンだからとっても嬉しいです。これからもよろしくお願いします。by.藤島初音」 同じ学年なのに、敬語が抜けていない、しっかりとした文面に、つい嬉し泣きをしてしまった。 そして、俺の知らない間で初音も…嬉し泣きをしていた。 「よろしくね、藤島初音ちゃん。by.水嶋直人」 この日から、俺と初音との間で、ずっとメールが行き交うようになった。
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