第三章…お弁当

2/6
28人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
俺と初音がメールし始めて一ヶ月を過ぎたある日曜日、この日も初音とメールをし合っていた。そしたら、初音からこんなメールが送られてきた。 「直人クンって、いつも一人で弁当食べてるよね」 なぜ初音がこんなことを知ってるかというと、昼休みになるといつもうちのクラスに来て、初音の友達で俺のクラスメイトでもある由利と一緒にお弁当を食べているからだ。 「そうだけど、何?」 「私が、貴方のクラスメイトの由利と一緒にお弁当を食べてることは知ってるよね」 「うん」 「直人クンも、私たちと一緒にお弁当食べよう💓💓」 「由利ちゃんにはもう了承済みなの?」 「もちろん💓💓」 (いつの間に…)と一瞬思ったが、(たまには女の仔と食べてみようかな)と思って 「いいよ」 と快くOKした。 こうして、俺は初めて女の仔とお弁当を食べることになった。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!