第三章…お弁当

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お弁当が進み、会話も弾んでいる時、俺は昨日のことを初音に話した。 「なんで昨日、俺とお弁当を食べたいってメールしてきたの?」 初音はこう答えた。 「実は…」 由利をちらっと見て、 「実はね、直人クンと一緒にお弁当を食べたいって言ったのは、由利からなんだよ」 「えっ…」 俺はすかさず由利を見た。由利は顔を真っ赤にしてうつ向いている。どうやら、照れているようだった。 初音の話は続いた。
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