第一章…二人の出会い

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俺(=直人)はあることがきっかけでもう一度二年生をやる羽目になった。 「もう一度二年なんて、かったるいなぁ。まぁ、自分が悪いことだし。これからは頑張ろう。」 そうつぶやきながら、今年度最初の体育を受けた。 この日の体育は、やりたいスポーツの選択を決めるというものだった。 俺は選択を選んでいる途中、辺りを見回していた。 その時、ある一人の女の子に目がいった。 その女の子の名は初音。俺は6組だが、初音は4組。そのクラスの室長だ。 初音を初めて見た時、胸がドキドキした。一目惚れだった。しかも、これが初恋。なんていう偶然だと思った。 その後、初音に声をかけることなく放課後となった。
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