第一章…二人の出会い

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放課後……… 俺は学校3階にある図書室に向かっていた。 図書室に入ったその時、俺はびっくりしてしまった。 俺の一目惚れの女の子、初音がそこにいたのだ。 しかも、初音の相談相手であり、俺のクラスメイトである祐介と、俺たちの後輩で、俺と中学校が一緒だった浩輝もそこにいた。 その足元に一つの小さい鉢が落ちていた。辺りに砂が散らばっていた。 祐介と話をした。 「どうした?なにかあった?」 話を聞いてみると、初音と鉢が接触して、鉢が落ちたのだという。 俺は皆と一緒に砂をかき集めるのを手伝った。 その時、俺の手と初音の手が接触した。 俺は思わず 「あっ、ごめん。」 そして初音も 「こっちこそごめん。」 これが俺と初音が交した最初の言葉だった。
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