始まり

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ピシャーンッ 扉が開く そこには この時代には珍しい 色素の薄い茶髪を靡かせた少女 服装は 黒地に蓮の絵柄の 着物だ 凜桜『稔麿様!古高が…っ』 そこには 主であり愛しい貴方 肩より長い 漆黒の髪に 切れ目の黒い瞳 色白な肌 整った顔立ち 男にしては華奢な体型 吉田稔麿 稔麿『…うん…わかってるよ…凜桜リオウ』 凜桜『…自分は…っ…最後まで貴方についていきますから…っ!』 ギュッと拳を握る 稔麿『…ありがとう…凜桜…じゃっ♪甘いもの食べよっか♪』 優しくて 悪戯好きの貴方 だからこそ私は 見守っていたいんです
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