1229人が本棚に入れています
本棚に追加
幸憲から電話をもらった次の日の朝。
「行ってきま~す」
優哉はそう言って家を出ていった。
「おはよう!涼也、あかね」
「うぃっす」
「おはよ」
駅に着くと待ち合わせをしていた涼也とあかねに声をかけた。最近この3人は中学の時みたいに3人で学校に通っている。
「優哉、早く行こーぜ」
優哉達は駅の中に向かった。
「そう言えば優哉、また新聞に載ってたわね」
電車を降りて通学路を歩いているとあかねが優哉に言った。
「まあな」
「また、事件解決したのかよ」
涼也が優哉に言う。
この1ヶ月でいくつかの事件を解決に導いて少しずつ優哉の知名度も上がってきているらしい。
「まあ、頑張れよ優哉。いつでも力になるぜ」
「頼りにしてるぜ2人とも」
そんな事を話ながら優哉たちは学校に到着した。
最初のコメントを投稿しよう!