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プリン「それならば見せてYARU(やる)。この俺さまの実力をな!!」
ミルドラ「来てみろ。己が一体どのような存在に歯向かおうとしてるのか、嫌でも知る事となる」
その台詞を合図に、プリンは詠唱を開始する。
と、魔王ミルドラの上空と地面に、対極を成す魔法陣が形成される。
あまりにも刹那的に出現したので、ミルドラは反応に遅れた。
プリン「喰らうがいい―――無属性魔法、バーガーバーガーー!」
叫びと共に魔法陣は圧縮、そして互いが引き合うように距離が狭まる。
ミルドラ「なっ!? 何だと!」
ドゴォォォォォォン!!
耳をつんざく轟音に、辺り一帯は包容された。
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