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「えっ…と、どちらさまかな?」
「すっ…すす…すみません!!」
「あ、大丈夫だよ。いきなり玄関にいたから驚いてね。マロンが気になったのかな?」
に…人間と話してる…
怖いような、うれしいような…不思議な気持ち……
「そ…そですっ!マロンくんとお話してて…」
その時、飼い主さんの後ろの窓に映っている自分の姿に気付いた
小学5・6年位で、髪は長めで茶色く、頭の上の髪を左右に分けて結んでいる
後ろ髪はそのままにして、服装は、ふわふわしていてカワイイ…
ソフィア様は、私の耳を、結んだ髪のようにしたんだな
「あれっ?どうしてマロンがオスってわかったの?」
飼い主さんの声で、我にかえった
「え~…と…、くっ…首輪が青だったから。」
話してたというのは、スルーかよっ!ま、助かったけど…
「そっか。あまり見かけない子だね。」
ギクッΣ(´Д`;)
「さ…最近引っ越してきて!!」
「あぁ、そっか。で、お家はどこらへんなの?」
「えっ…!?家ですか?あっちの方ですっ」
まったく、質問の多い人だな…
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