真実の姿

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幸い、新しいクラスも皆明るくてノリがいい子ばかりで私は居心地が良かった。 くだらない事でも笑い合えるところが好きだった。 私は人を笑わせる事が大好きな女の子だった。 それと…好きな人のシンヤと同じクラスにもなれて私は幸せだった。 シンヤとは小学生の頃、凄く仲が良くて、その時ブームだったお笑いの話で盛り上がったりして、気づけばいつも男女混合5人のグループで一緒にいて毎日が爆笑の渦だった。 私は小学生の頃からシンヤが好きだった。 シンヤのお母さんによれば、シンヤとは小学生の頃は両思いだったが、進展もなく中学に上がり、あまり話す事も無くなった。 クラスが決まり、教室に入ると目が合ってお互い何故か気まずそうな顔をして目をそらす。 いつもそんな感じだった。
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