真実の姿

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アズサちゃんは、私の斜め後ろの席に決まった。 私はすぐに振り返って自己紹介をした。 「私、マヤ!ちょっと馬鹿だけどよろしくね」 「あっ…よろしくね」 アズサちゃんは戸惑いながらも笑顔を見せた。 そこですかさず一部の積極的な男子からの質問責め。 「ねぇ!彼氏いるの?」 「アズサちゃん携帯持ってる?持ってたらアドレス教えて~」 あの見た目ならチヤホヤされても仕方ないわー。と私は思った。 私と仲がいい女子のグループの中の2人の、ちょっと気が強くて意地悪な子はアズサちゃんに冷たい視線を送っていた。
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