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時刻は20時になろうという時
「あ、新聞取ってなかったわ……」
勇斗は新聞が無いことに気付き、玄関のドアを開けようとした時に、突如電話が鳴った。
電話はリビングにあるので、既に玄関前の廊下に出ていた勇斗はまた戻って電話に出なくてはならない。
面倒くさくも感じたが、母親からの電話かもしれないので取りに戻ることにした。
「はい。もしもし、火向ですが………」
受話器を取ってそう答えた。
「……………………」
だが返ってきたのは無言の返事だけだった……
勇斗はイタズラ電話かと思って電話を切ろうした時……
「……火向……勇斗さんですか?」
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